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2010年9月22日(水) 検察が証拠データを改ざん!!

2010年9月22日(水) 検察が証拠データを改ざん!!

郵便割引制度をめぐって厚生労働省から偽の証明書が発行された事件で、大阪地検が資料を改ざんした疑いのあることが分かった。大阪地検が被告から押収したフロッピーディスクに残っていた証明書の更新日付は「2004年6月1日」となっていたが、その後、大阪地検から被告に返却されたフロッピーディスクの更新日付は「2004年6月8日」と変わっていたらしい。
裁判のなかで次々と明らかになったずさんな捜査に加えて、証拠物の改ざん疑惑まで浮上し、検察への信用は完全に失墜した。フロッピーディスクは、地検特捜部が無罪判決を受けた厚労省の村木厚子元局長の部下・上村勉被告の自宅から押収したもので、なかには偽の証明書を作成した際のデータが入っていたらしい。しかし、上村被告の弁護人によると、本来は「2004年6月1日」だったこのデータの最終更新日時が、地検から返却された際には「2004年6月8日」となっていたということだ。
上村勉被告の弁護士:「(Q.事実としては、6月8日に最終更新)そうそう。これからの裁判に大きな影響を与える」
検察側は、上村被告が村木元局長から指示を受けたのは「6月上旬」としていて、データの作成がその指示以前の「6月1日」では検察の描いた構図は成り立たない。そのため、検察側が意図的にデータを改ざんした可能性も否定できず、この事態に検察は「最高検が担当検事の捜査を始めた」と明らかにした。物証のデータ改ざん疑惑という前代未聞の事態に納得のいく調査と説明がなければ、検察は自らの存在意義さえ失うことになる。
今日は検察庁に爆破予告の電話がかかってきたらしい。
これはいけないことだが、このような国民の怒りを検察はしっかりと受け止めなければならないと思う。