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2009年12月4日(金) 鳩山兄弟の献金問題

鳩山由紀夫、邦夫兄弟が、母親の安子さん(87)から月1500万円もの資金提供を受けられたことが
話題になっている。
自民党の石破茂政調会長は、「月に千数百万円の金を知らないというのは常識ではありえない。この人の政治感覚は何なの」と首をひねっていた。
東京地検特捜部も捜査の結果、本当に知らなかったらしいとのことで不起訴になるようだ。
並じゃない金持ちっていうのは、こんなものだろうと思う。
ところで、なんでこんなに鳩山兄弟の母親がお金を持っていたか調べてみた。
鳩山兄弟の母、安子さんが、ブリヂストンを創業した故・石橋正二郎の長女というお嬢様育ちにあるようだ。
結婚したとき、同社の株式1300万株を持参したとされ、それが原資になっている、とのこと。
1991年の有価証券報告書で、安子さんが全体の1.5%、1200万株ほど保有しているのが確認されており、現在も同じ程度だとみられている。09年12月2日の同社株の終値が1450円だったため、現在は、
174億円ほどの資産になる計算だ。
ブリヂストンの株は、2009年は16円の年間配当金になると予想されており、1200万株なら、1億9000万円にも上る。鳩山由紀夫、邦夫両氏が03~08年に母親の安子さんから資金提供を受けていたときは、金融危機後の現在より株高だったため、年間3億円前後の配当金だったとみられる。
つまり、使いきれないお金を子供たちにまわしていたようだ。
法律的には違反らしいが、心情的にはわかる気がする。
この件に関しては、国民はそんなに重大な問題には思わないと思うのだが…。