２０１２年９月１１日（火）　尖閣諸島の３島の国有化が決定した

  政府は１１日、尖閣諸島（沖縄県石垣市）の魚釣島、北小島、南小島を埼玉県在住の地権者から買い取る購入費２０億５千万円を、今年度予算の予備費から支出することを閣議決定し、地権者と売買契約を交わして３島を国有化した。
　政府は購入目的を「平穏かつ安定的な維持・管理を図るため」としている。購入後は海上保安庁の管理とするが、灯台や漁船待避施設などの整備は行わない方針。
　藤村修官房長官は同日の記者会見で「わが国領土の一部の所有権を国に移転するもので、他国や地域との間で何ら問題を引き起こすものではない」と述べた。さらに２０億５千万円という価格は「再生費用法」という専門的な方法で算定したことを明かし、妥当性を強調。交渉にあたり、政府が事前に設定した上限金額だったことも明らかにした。(MSN産経ニュースより）
 実際のところ、地権者にはかなりの借金があるらしく、東京都より高く買ってくれる国を選んだのだろうか？
　東京都はちゃんと不動産鑑定をしていたにも関わらず、国は何もしないでどういう風に値段を設定したのだろうか？
　もしかして、相手の言い値で決まったのだろうか？